アメリカからのお客様
こんにちは!
昨日12月3日、TCAにアメリカからお客様がたくさんご来校いただきました。
いらっしゃったのは、
アトランタの美術大学「Savannah College of Art and Design」(以下SCAD)で
デザインやイラストを学ぶ学生が26名と引率の先生方3名!
この日、彼らがやってきたのはTCAで授業をご担当してくださっている
「ひろき真冬先生」の授業を受けるため。
授業が行われているプレゼンルームを覗いてみると
ひろき先生の講義が始まっていますよ。
先生は「マンガ家」であり「イラストレーター」としても活躍されていらっしゃいます。
SCADから来た学生さんたちも、日本の「マンガ」や「イラスト」に興味津々。まずは先生のプロフィールや、お仕事について、とっても分かりやすく、しかも楽しくお話されました。
ひろき真冬先生はTCAでも大人気!
教えてくださる技術ももちろんですが、先生のお仕事をされる姿勢を見て学生達は心構えもしっかり学んでいきます、
ひろき先生に教わって、現在業界で大活躍している卒業生はとっても多いんです。
本日の通訳はその一人
「トム・ハート」くん。
彼は現在ゲームグラフィック&キャラクター専攻で学ぶ3年生。すでにカプコン様から内定を頂き、4月からはゲームデザイナーとして活躍することも決定しています。
トム君も2年生からひろき先生の授業をうけ、影響されたことも非常におおいとか。
さすが、教え子だけあって、通訳のリズムもあってます。
一通りのお話が終わって、今度は質疑応答タイム。
「マンガ」を描くときに 何か、影響されるものはありますか?
「マンガ」にとってストーリーと絵はどちらが大切でしょうか?
などなど、日本の学生達と気になることは皆一緒ですね。
最新のお仕事なども拝見しながら、会場は大盛り上がり!
さて、一通り盛り上がったら、今度は教室を転換!さて何が始まるのでしょうか?
教室中に並べられた机の上に、
先生の作品がずらずらと並べられていきます。
一枚一枚が、ため息が出るほどとっても綺麗。
カラーだけではありません。
モノクロの作品もとっても素敵。
一枚一枚に、ひろき真冬ワールドが広がっていきます。
このブログを御覧の皆さんも、
こんな形でプロのイラストを御覧いただける機会はなかなかないでしょ?
これが、プロから学ぶということなんです。
こちらのカラーも、原画の複製画とのことですが。
先生でも区別がつかないくらい精巧に再現されています。
だからこそ、好きな絵を仕事にするために、
1枚の絵にどれだけ、いろいろなものが籠められているか、目の当たりにすることができるんですよ。
SCADの学生も並べられた絵に夢中です
あんまり、TCAの学生と変わらないリアクションですよね。
一枚一枚を皆必死にカメラに収めてますよ。
しかも、今回の講義では、先生の絵がどのように描かれているか?
そのプロセスがわかるように、
手書きで書いた下絵の原画と、
さらに、それをスキャンしてデジタルで手を加えたもの、
そして、完成した絵が、実際に印刷に回ったもの!
など仕事の行程もわかるようになっていました。
こんなに、素敵な作品を見ていると、学生達から投げかけられる質問も
増えてきます。
この作品の画材は?
一枚どれくらいで制作されているんですか?
その解答を聞いている姿は、まるでTCAの授業中とそっくりでした。
さらには、先生のネームなんかも見せていただけて・・・・
SCADの学生達は大満足。
クリエーティブ業界を目指す若者達に国境はありませんね。
これから日本のマンガやイラストの可能性はどんどんひろがりますよね!
皆さんも、是非TCAに足を運んでみてください。
ひろき先生にご指導を受けた学生達の作品を多数御覧いただけますよ。
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