こんにちは
本日は、2012年4月にご入学が決定されている方たちを対象に新入生オリエンが行われました!!
この新入生オリエンテーションは
これから入学するまでに準備できることや、入学してからどんな考え方で学んだほうがよいか!などなど友達づくりのワークなど内容も盛りだくさんでした。
本日こちらのブログでは「これから準備すること」をテーマに、業界で活躍する講師の先生や卒業生を招いて新入生にお話ししていただいた各専攻ごとの分科会についてお話します。
まずは、
ゲームやCGやアニメ専攻では、
現在業界で活躍している卒業生5名をお迎えして先輩たちへのQ&Aが行われていました。
スクエアエニックスのビジュアルワークスで活躍中の先輩や
ジーベックでアニメーターとして.活躍中の先輩に
イメージエポックやアクワイアでゲームクリエーターとして活躍中の先輩達4名に仕事のやりがいや学生生活の過ごし方などをお話してくれました
先輩たちの生の声だから、新入生にとってもとても身近に感じることができたようです。
スクエアエニックスに入った進藤君が最後に
「美大生に負けるとしたら、圧倒的なデッサンの時間。それは、個人の努力でいくらでもカバーできし、専門的な技術はTCAのほうが学べる。だからとにかく書いてほしい。」とエールを送ってくれました。
最後にはセガ活躍中の先輩も飛び入り参加!
先輩方本当にありがとう!
さて、今度はグラフィックデザイン専攻の様子は
パワーポイントを使って、これから過ごす学園生活を水野先生が説明中
そのイベントの楽しさや、
やりがいなどをこちらも、現在業界で活躍中の先輩たちからお話しを聞いていきます。
なかでもTCAでは教育の柱ともなっている「企業プロジェクト」については
仕事の実体験が繰り返し出来るメリットや、大変さや、やりがいなどもお話しいただきました。
つづいてはマンガコミックイラスト・ライトノベル専攻の分科会!
講師であり教育顧問でもある「ひろき真冬先生」からお話いただきました。
絵を学ぶ姿勢や、考え方など心構え全般のお話をしてくださいました。
講義最終の質疑応答では
こんな質問が!
「先生が、絵を描くときに考え方として気をつけていることはなんですか?」
とのこと
先生がおしゃっていたことは
これからクリエーターを目指す人たちに共通のことなどで是非ご紹介させてください
「 たとえば、音楽は良い演奏をすれば、客席から拍手がもらえるけれど
どんなに上手い絵を描いても誰も拍手を送ってはくれない。
若い時には、どうせ一生懸命マンガを描いても、
どうせ電車のなかで読むんだろう!って思ったこともあったが、
絵を描くことは孤独と向き合うこととわかった。
孤独は、絵を描く上でとても大切な時間で、とても大切なものです。
そして、絵を書くことを好きでいることです」
さらに、今度は一緒に来校されたお父様からこんな質問が投げかけられたのです
「娘はマンガ家を目指しているが、親としては非常に心配。がんばったところで見込みがない場合もあるでしょう。 何年くらいで見込みがあるか、ないかわかるのですが?」
この質問に、先生の回答は
「マンガ家になることを心配されるのはとても当たり前の話。
私も、祖父も、父も警察官という厳しい家で育ったので、マンガ家になりたいという話は
皆がとても驚きました。
お父様は、マンガのことが分からなくても、お嬢様のことはよくお分かりになられているので、
本気なのかそうでないかは必ずわかります。
卒業後デビューができなくて、5~6年もあきらめずにマンガを描くのは、
家では、普通つづけられないでしょ?
親の目もあるし、そんなことを許してくれる環境に普通はないはず。
本気で諦めたくなければ自立して、
アシスタントをするなどマンガ家に近い仕事をつづけているはずです。
子供が本気か、そうでないかは必ずわかります。
その時には応援してあげてください」
という返答にお父様も納得されていました。
とても、有意義で、中身が詰まった新入生オリエンテーション。
本日の感想を新入生にうかがったところ
「ひろき先生の話を聞いて絵は簡単に上手くならない努力あるのみ!絵をたくさん書かなきゃ!って思いました。」
「心配していたことがとてもすっきり解決しました。友達も出来たし参加して良かった」
「今日、先輩たちの話を聞いて、ただ上手くなればいいというわけではなく、
技術というのは、いろんな面での成長も必要だということが分かった」
「家に帰って今すぐ描かないと!」
と皆意気揚々!
今日という日をきっかけに、決意を新たにした新入生でした
これからの活躍が楽しみですね
新入生だけでなく、私も気持が引き締まった一日でした!